借金はこうして膨らんでいく。行きはよいよい、帰りは怖い。
50万円の借金をした私は、それから毎月返済期日が来ると
自宅から車を30分ほど走らせて、A社のATMのある建物のドアを開け
割と急な階段を上り、その建物の2階へ向かいました。
最初の返済は、1万5千円くらいだったような記憶があります。
大きな防犯カメラに見張られながら、ATMの画面を操作して
返済を終え、ATMから出てきた明細票をみて愕然としました。
「なんでこれしか減ってないの?」
1万5千円払って、そのうち元本が1万円いってなかったような記憶が。
(当時の明細票などは処分してしまい、うろ覚え^_^;)
私が働いて稼いだお金が、こうして消費者金融の利息へと消えてしまう
なんとも不毛な感情を味わって、まだ小娘な私でしたが
社会の理不尽さをちょっとだけ知ってしまったのでした。
消費者金融でお金を借りると、利息というものがついてきます。
(消費者金融に限らず、銀行とか信用金庫とか、
お金を借りると身内でない限りたいてい
利息ってつくかもしれないです)
でも消費者金融の利息は、ちょっと高いです。
私にしてみればちょっとどころか、かなり高いです。
それを毎月、利息が返済額の三分の二とか占めてたら
けっこうしんどいなーと思います。
その利息分で、何が買えた?
その利息分で、何か楽しいことできたよね?
当時の自分にそうやって言ってやりたい。
それで、利息分も毎月しっかり払っていかないといけないうえに
生活費だってふつうに出ていくわけだから、出費がかさむ月とかがあれば
「お金足りない!」ってなってくるわけですよね。
それで、A社で返していくうちにできる
「借入限度額」の「借りられる金額」が余裕ができてきて
つい、借りてしまうんです。
そうすると、また借金が増えていって
どうしたことか今度は利息分がガーンと増えて
ほとんど利息のためだけにお金払った、という状況になってしまい。
こうなるとちょっと、金銭感覚がおかしくなってきます。
借金なのに「自分が使ってもいいお金」みたいになって。
もう、お金に使われている状態に簡単になってしまうと思うんです。
だからいま、あなたがそんな状態だったら
お金の奴隷に成り下がる前に、メールで相談してみてください。